むし歯になる前に受診して
予防することが大切!
沖縄県の3歳児むし歯有病者率(むし歯になった子の割合)は
5人に1人と全国ワースト1と残念な結果です。
3歳でむし歯になってから受診したとしても、
すぐに治療ができる子はほとんどいません。
むし歯にならないように、歯が生えてきたら受診して、
しっかり予防していきましょう。
なぜ、こどものむし歯予防が
大切なのか?
むし歯になる時期は決まっています。
一度、永久歯がむし歯になると、人生においてむし歯の再治療(負のサイクル)が始まります。生涯むし歯のない歯を目指すためには、生えたての歯から大切に育てていく必要があります。
生えたての歯はやわらかく、むし歯になりやすい特徴があります。
生え変わりの時期は特に歯科医院での定期検診&クリーニングや、ご家庭での予防を強化しましょう。
01
定期的に歯科医院に
受診する
こどもの頃から定期的に歯科医院へ通うことはとても重要です。
自分自身で歯を大切にする意識を持つことは、一生の歯の健康に繋がります。
当院の定期健診では、むし歯の有無、カリエスリスク(むし歯のなりやすさ)を評価、こどもがお口の健康を考え、自立できるようサポートしていきます。
日々変化するお子様のお口は、成長に合わせた定期検診が大切です。
学校の歯科検診では隠れた虫歯、小さな虫歯までは見逃されるケースも少なからず潜んでいるので、3ヵ月に1回くらいのペースで歯科医院へ通っていただくのがおすすめです。
02
日常の
カリエスリスク評価
カリエス(むし歯)リスク評価とは…
むし歯になりやすさを点数化し、個人にあったむし歯予防方法を提供します。
03
正しい診断
デジタルレントゲン
ダイアグノデント
04
高濃度フッ化物塗布
むし歯にさせないためには、フッ素を上手に使うことが大切です。
フッ素を歯の表面に塗布することで、歯の再石灰化が促進し、歯の質が強化され、むし歯予防として効果的です。
歯科医院での高濃度フッ素の塗布はもちろん、お家でのセルフケアにも取り入れ、プロフェッショナルケアとセルフケア、この両方を並行して行なっていくことで、より高いむし歯予防効果が期待できます。
05
シーラント
シーラントとは、汚れが溜まりやすく歯ブラシで磨きづらい奥歯の溝に、シールのようなものを貼り付け、汚れが溜まらないようにする予防処置です。
歯の溝の部分を予めシールドすることで、歯磨きがしやすくなり汚れが溜まりづらくなるため、むし歯予防につながります。